
制作会社選びのポイントは何でしょう?
逆にそれ以外は分からない・・・
そうなのです。
それ以外は分かりづらいのが制作パートナー選びなのです。
ホームページ制作・リニューアルは数年に一度。
数年に一度、その間企業の顔として動いてくれる重要なツール。
だからこそ、しっかりとしたパートナー選びが必要ではないですか。
営業トークではいかようにも言えるでしょう。
しかし、トークだけでは見えないものもあるのです。


制作会社の力量や実力は「実績」や「お客様の声」に表れます。
数が多ければいいという訳ではありませんが、たくさん作成している=経験値ノウハウが高いということになります。またきちんとお付き合いができているのであれば、お客様の声の掲載があるのは当然です。更に自社業種経験があるかもポイントになります。
「制作実績数千社」などと言っているにも関わらず、ホームページ上に掲載が無いのは過大営業トークの可能性がありますのでご注意を。
比較ポイントその①は、実績で比較すること。
- 制作実績(少なくとも100以上掲載)※ホームページもしくは冊子等
- お客様の声(写真つき、10社以上掲載)※ホームページもしくは冊子等
- 自社業種の制作実績はあるか
※自社のイメージに合う実績があるか細かくチェックしましょう
★「プライバシーの問題でホームページ上に掲載していないのです」などの理由をつけて実績がホームページ上に載っていない、実績を見せてくれない制作会社はご注意ください。
営業トークだけで実績数が少ない・実績に自信がない可能性があります。
また、他社の実績をプリントアウトして持参される会社もあるようなのでご注意を!


営業担当の人柄や対応は依頼する際の重要なポイントにはなりますが、大抵、制作に入ると制作担当に変わります。そうなると、営業が言っていたことと実際の制作にズレやギャップが生じることが懸念されます。
また、制作時の貴社窓口になる方は、日常の仕事+≪ホームページ制作の担当窓口≫として仕事が増えます。
これが結構、担当者の方にとって業務負荷になることをご存じですか?
そうなると、どれだけ制作担当のディレクターが提案・サポートしてもらえるか?
ここがポイントとなるのです。
比較ポイントその②は、制作サポート体制で比較すること。
- 素材(原稿や写真)はどのような対応をしてくれますか?
- 制作時の提案はどこまで対応してくれますか?
- 制作進行はどのような形式で進みますか?
※制作に入った際のイメージを持ってチェックしましょう
★制作会社はネット活用がメインで、メールやデジタルデータでのやり取りが多く、履歴を残すことが苦手だったりします。
制作履歴がメールを掘り起こさないと分からなくなったり、「言った言わない」でトラブルになることも…
制作進行の手法や履歴の残し方のツールや資料を事前に見せてもらって制作時のイメージを具体的に持つこともポイントです。


「ホームページは制作後からがスタート」です。
制作時にどんなに予測・仮説を立てて制作しても、実際に稼働するとユーザーは思いもよらない動きや想定外の結果になってしまうことがあります。
その状況をいち早く察知し、改善していくことが効果向上に繋がります。これは制作後に初めて分かることなのです。
貴社もホームページを作ることが目的ではなく、ホームページを活用して、貴社の課題や目標を達成することではないでしょうか?
それならば、作る時以上に作った後の対応を意識すべきなのです。
目先に囚われず、制作後のサポート内容やフォロー体制を考えて制作パートナー選びを行いましょう。
比較ポイントその③は、制作後のサポート体制で比較すること。
- 運用サポートの体制はどうなっているかをチェック
- サポート内容を具体的に聞きましょう
- 営業担当以外のサポート担当が付き、定期的に訪問もしてくれるか確認
※自社のイメージに合う実績があるか細かくチェックしましょう
★意外かもしれませんが、専門の運用チームを保有している制作会社はごくわずかです。
営業マンが「制作後も私がサポートします」はとても危険!!!
なぜならば、営業マンは新規受注がメインの仕事、そちらの仕事が忙しくなれば、サポートがおざなりになる可能性大。
さらに、個人ベースのサポートになるとその営業マンが退職してしまっては、社内共有も行われておらず、後任に1から構築しなければなりません。
どのようなサポート体制でフォローしてもらえるかをしっかり確認しましょう。


インターネットで情報収集できることは便利な反面、ホームページ上だけでの演出や表現に踊らされることがあります。
そういう演出や表現を鵜呑みにしてしまうと、貴社(依頼者側)は当たり前なこととして認識していることも実は当たり前ではなかった…と後々発生し後悔することがあります。
その解決方法は、「見るべきものを見て」「聞くべくことを聞く」しかありません。
貴社がホームページ制作の目的を「ネット集客」とするならば、検討している制作会社の営業手法を聞くべきです。
その会社の営業手法が「テレアポや飛び込み」であるならば、ネット集客力に?が浮かぶはず。
また、制作を内製で対応しているというならば、先方に足を運んで「会社見学」をさせてもらうべきです。
その際に営業マンではなく、制作や運用部署の担当に会わせてもらえれば、会社全体の雰囲気も感じれるはず。
最終的には、貴方自身の感覚でパートナーを決めることが重要なのです。
比較ポイントその④は、企業に足を運び貴方の感覚で比較すること。
- 制作会社で会社見学をさせてもらいましょう。
- その会社の営業手法(ウェブ戦略)を聞きましょう。
- 営業マン以外の担当に会わせてもらいましょう。
※自社のイメージに合う実績があるか細かくチェックしましょう
★「プライバシー保護の兼ね合いで来社は御受けしておりません」等で会社見学や制作会社での打合せを断られる場合、ウェブ上での表現や営業トークに虚偽がある可能性があります。
また、その制作会社の営業手法やウェブ戦略を明確に答えられない場合は、自社で実践していない可能性がありますのでご注意ください。